本田技研工業のバイク「スーパーカブ」の形状が、立体商標として登録されます。乗り物自体の形状が立体商標に登録されるのは国内で初。同社は「工業製品全般としても極めて珍しい事例」と説明しています。
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▽ Honda | 「スーパーカブ」の形状が日本で立体商標登録認可 〜乗り物として初の快挙達成〜
スーパーカブは、1958年に誕生した原動機付き二輪車です。5月26日付の同社の発表によると、デザインを見ただけで「Hondaの商品である」と認識されるようになったことが特許庁の審査で認められ、立体商標の登録に至ったとのこと。同社は登録につながった理由を「生誕から50年以上の間、機能的な向上を図りつつも、一貫したデザインコンセプトを守り続けた結果」と振り返っています。
世界生産累計台数は、2014年3月時点で8700万台以上。世界で最も多く生産された二輪自動車として、これまでに160ヶ国以上で販売されました。同社は今後もスーパーカブの基本コンセプトを大切にするとしています。