Amazon.co.jpのアフィリエイトで「桃太郎」のストーリーを再現したブログエントリーが、はてなブックマークで「おそろしい才能を見てしまった」などと話題を呼んでいます。物語は書籍やCDなどのタイトルで進行。本来なら「むかしむかし、あるところに」と始まる部分は、それぞれの商品名を使って「ムカシ×ムカシ、アルトコロニーの定理」と展開していきます。
▽ アフィリエイト広告だけで『桃太郎』を書いてみた - ラーメンとアイコン
うじさん（@ujjjj）は、文字を使わずにアフィリエイトだけで物語を書くことに挑戦しました。冒頭部分の「むかしむかし」は森博嗣さんの小説『ムカシ×ムカシ』で、「あるところに」はRADWIMPSのアルバムCD「アルトコロニーの定理」で表現。桃を切るシーンは、「フルーツナイフ 1本」と、黒川博行さんの小説『切断』でニュアンスを伝えています。
さらに、桃太郎と名付ける部分で下着ブランド「ピーチジョン」のアイテムを貼ったり、鬼ヶ島でおばあさんが登場するなどのオリジナルシーンを挿入したりと、所々でユニークさが光ります。
以前にもアフィリエイトと小説を組み合わせてブログを書いていたうじさん。その際は儲けが全然なかったことから、もっと儲ける方法として今回の手法を思い付いたそうです。はてなブックマークのコメント欄には「スッゴく良く出来ていて面白い。けど、ひとつも広告をクリックする気にならないｗ」「素晴らしい努力でメチャクチャ面白いんだけど、広告をクリックする必要がまったくないところが本当に素晴らしいｗ」「びっくりするくらいちゃんとストーリーになってるし広告クリックする必要を全く感じさせない、すごい」などの感想が集まっています。
