夏向けの和菓子は、星や祭りをイメージした華やかな見た目のようかんが多く用意されています。老舗が作る芸術品のようなものから、子どもの頃に出掛けた縁日を思わせる懐かしい一品まで、ずっと眺めていたくなる商品を集めてみました。
■ 亀屋清永「星づく夜」
▽ http://www.kameyakiyonaga.co.jp/prod.php?prod_id=56
1617年に創業した京都の老舗和菓子店・亀屋清永は、満点の星空を思わせるような「星づく夜」を販売しています。月はようかん、星は淡雪かんで表現。ほのかにパッションフルーツとレモンが香り、爽やかな味わいが楽しめるそうです。
■ 亀屋良長「夏まつり」
▽ http://kameya-yoshinaga.com/item/natumaturi/(亀屋良長の商品ページ)
京都の亀屋良長は、金魚が泳ぐ様子を表現した「夏まつり」を販売。琥珀かんの中で泳ぐ金魚の姿は、にぎやかな縁日や川遊びを思い出させます。
■ 美濃忠「花の精」「せせらぎ」
▽ 季節羊羹 |美濃忠
名古屋の美濃忠は、季節に合わせてさまざまな限定商品を用意しています。夏向けには、3色の鮮やかな球形をあしらった鮮やかなようかん「花の精」を販売。錦玉かんの中には備中白小豆が入っています。幻想的な見た目は、ふわふわと浮かぶ花の精を表現したそうです。
川のせせらぎが聞こえてきそうな「せせらぎ」は、青い錦玉かんと道明寺かんを合わせて作ったもの。錦玉の甘さと、もちもちとした道明寺の食感が楽しめるそうです。