Google マップのストリートビューに、エジプトのサハラ砂漠にそびえ立つ三大ピラミッドが登場しました。歴史的建造物をじっくり眺められるだけでなく、ピラミッドの周辺環境を見渡すことも可能。さらに、大ピラミッドの東側にあるスフィンクスや、世界最古といわれるジェゼル王のピラミッドも公開しています。
▽ Google Japan Blog: ストリートビューでピラミッド探訪
三大ピラミッドは、クフ王の墓である大ピラミッド、クフ王の息子と孫によって建造されたカフラー王とメンカウラー王のピラミッドを指す総称です。ストリートビューでは、三大ピラミッドの周りを歩くように壮大な建造物と風景を眺められます。周囲には観光客の姿も写っているので、同じように観光している気分になれそうです。岩陰で休憩している人が写り込んでいるなど、面白い発見もあります。
人間の頭とライオンの体を持つスフィンクス像は、全長73メートル、高さ20メートルを誇る、世界最大の一枚岩でできた構造物といわれています。スフィンクス像の視線の先にはエジプトの街が広がっており、砂漠と街が身近な関係であることが分かります。
このほか、ストリートビューで巡るエジプトの観光スポットがいくつか紹介されています。エジプト最古のキリスト教建築といわれているアブ・メナの修道院の教会は、美しい壁面の装飾も確認できます。地中海沿岸にあるカーイト・ベイの要塞は内部に入ることもできるので、冒険者の気持ちが味わえそうです。