通勤の車窓を眺めるように、はてなの風景をつれづれにまとめていきます。文中でふれたブログは、記事下の関連リンクからもたどれます。訪ねてみてください。12月14日に投開票を迎えた衆議院総選挙。投票率が戦後最低を記録するなど、政治への関心も大きく報じられました。そんな中、選挙側ではなく「被選挙側」の立場に関わった人もいます。はてな匿名ダイアリーには、ある選挙事務所で働いたという人の日記がしたためられていました。
▽ 民主党の選挙事務所で働いてみた
「民主党支持者ではない 暇だったので働いてみた」と前置きした上での箇条書きは「候補者はめっちゃいい人」だけど、「毎日0.5歳老けていく感じ」「朝出勤したら机に突っ伏して候補者が寝てることが何回も」あったことなどが綴られています。他にも大物議員の応援演説後に感じた“逆風”など、描写の節々にリアルさを感じさせるものとなっています。
はてなブックマークのコメント欄には「どこまで本当なんだろうね」「まぁこの手の怪文書って選挙にはホント付き物だからなぁw」との声がある一方で、「候補者は、組合の人に頭さげたり、大変なんだ。落選しても『私の力不足で』ってみんなに泣いて謝んなくちゃならないしね」といったコメントも多く見受けられます。そして「わしも某元首相の選挙応援をやったことがある(やらされた)。東大行ってる息子が現れたりしてねぎらってくれた。初めてのことだったので新鮮だった。が、会社ぐるみで業務時間割いてやらされたのはどうかと思った」という書き込みもありました。
投票する側だけでなく、立候補する側、その人々を支えようとする立場についてふれてみると、選挙への関心がもっと高まるのかもしれませんね。
Title Photo by liz west