声優・水樹奈々さんが2001年に出演した学園祭イベントのサイトが発見され、はてなブックマークで話題を呼んでいます。今から13年前といえば、水樹さんは歌手デビューして1年未満という“新人”だったころ。サイトには、水樹さんが学内のラジオ番組に出演している姿をはじめ、ライブやトークイベントの模様を捉えた写真が、熱いレポートと共に掲載されています。
▽ http://www6.ocn.ne.jp/~seaair/nana/
▽ 水樹奈々が13年前にライブした学園祭のサイトが残っている - 廃墟サイトの国
注目を集めているのは、北海道・稚内北星学園大学の学園祭「新・最北祭」で行われたイベント「水樹奈々トーク&ライブ in Wakhok!」の開催記録が記されたページです。水樹さんは2001年10月、同イベントに2日間にわたってゲスト出演し、ライブやトークイベントなどを行いました。このイベントサイトを紹介したのは、もう更新されていない“廃墟”と化したサイトを紹介するブログ「廃墟サイトの国」です。
2014年12月現在までにシングルCDを30枚も発表している水樹さんですが、当時はまだ3枚しかリリースしていなかったデビュー間もない時期。ブレイクのきっかけとなった人気アニメ「魔法少女リリカルなのは」の主人公を演じる約3年前のことでした。
イベントサイトには、水樹さんが2日間で参加したさまざまな企画の様子が、学生スタッフによって細かくレポートされています。学園祭2日目に行われたメインイベント「水樹奈々トーク&ライブ in Wakhok!」のレポートによると、当日は東京や大阪からもファンが駆け付けるなど約200人が集まり、水樹さんは2ヶ月後に発売されるファーストアルバムのタイトル曲「supersonic girl」を会場で初披露したそう。アンコール曲は、デビューシングルに収録された「アノネ~まみむめ☆もがちょ~」が歌われました。ライブの後は、握手会も行われたようです。
水樹さんの初々しい姿が紹介されているレポートと、どこか懐かしさを感じるサイト構成に、はてなブックマークのコメント欄には「亞里亞の声やってた頃だ!ふるいなぁ」「若さがまぶしい」「サイトに時代を感じる」「文化遺産ですな」など多くの感想が集まっています。さらに、こうした“廃墟サイト”の発見についても「こういうネットの海に埋もれたサイトを発掘する人がいつか『ネット考古学者』として職業になりそう」などの声が挙がっています。