• X
  • Facebook
  • RSS

京都・吉田神社の節分祭、大規模な焼き納めを変更へ 行政からの環境対策指導



節分祭について−吉田神社

節分祭は、2月3日の節分の日を中心に前後3日間にわたって開催される、室町時代から続く特殊神事です。期間中に例年約50万人の参拝者が訪れるほか、境内に約800の露店が並びます。内容が変更されることになった火炉祭と呼ばれる古札焼納祭は、本社の三ノ鳥居前に設けた巨大な火炉を使って、参拝者が持参した古い神札を焼き納めるというもの。行政指導により従来通り“大規模”にすることは難しくなったため、今年から神事の内容を変更します。

吉田神社はこの度の変更について、神事を伝承することは大切だとしながら、「様々な分野で環境保全を考える昨今、時流と共にかたちを代えながらも信仰・伝統の本来の意義を護り継承していくことが、もっとも重要な事」と説明。参拝者にも理解を求めています。

火炉祭は2月3日午後11時から開催されます。

文: あおきめぐみ

関連エントリー