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53歳独身だけどやる事なくて辛い -【はてなの風景38】



「最寄り駅の立ち飲みやで軽く晩酌してつまみで腹を満たし8時頃帰宅した。もう既にやる事が無い」という匿名の投稿者。「一時小説を読んでいたが目が疲れるのでやめた。両親は共に他界してる。本当にやる事がなくて暇だ」とこぼしています。会社からは、少なくない給料を貰っているそうですが、使い道がないとのこと。呼びだす友人もおらず、「そもそも家庭がある人間と話が合わなくなって来た」とも。「毎日仕事して帰宅して起きてまた仕事しての繰り返し。週末は本当に何をしていいか分からない」と、辛さを訴えています。


この投稿者に応えた、はてなブックマークのコメント欄の言葉を紹介します。


「『教養とは自分一人で時間を潰す能力のことである』中島らも」

「スマホでIngressをダウンロードしResistanceを選んで下さい」

「シェルターからワンニャンを数匹救ってはいかがか」

「90まで生きる気かよ」

「ウチの親父は定年間近でいよいよ接待ゴルフ役から逃げきれなくなり、55にして嫌々ゴルフの勉強を始めたが、ドハマリして今や週3日は打ちっぱなしに行くゴルフ狂になったので、何の趣味も遅すぎることはないなと思った」

「独身者の寿命は短いから90まで生きないから大丈夫だ」

「うわぁ……生々しくな…… 本質的な問題は暇つぶしが絶望的に下手だということだろうな。 多分結婚してても一緒だっただろう」

「料理。庭があればDIY」

「10歳のころいいと思ってたものを30歳でいいと思うとは限らないように、30歳の流儀が50歳になっても通じるとは限らない。暇つぶしもアップデートしていかないと辛いな…」


とのことでした。

53歳独身だけどやる事なくて辛い


Title Photo by Kevin D

文: 新野漸

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