はてなブログやはてなブックマークで見つけた風景をまとめていきます。日本マクドナルドホールディングスは2月5日、2014年12月期の連結決算が11年ぶりの赤字となったことを発表しました。期限切れの鶏肉問題、人間の歯やビニール片などの異物混入問題と、不祥事が続いています。決算会見では、カナダ出身のサラ・カサノバ社長が混入問題について初めて謝罪しました。そんなマクドナルドについて、はてな匿名ダイアリーに興味深いデータが投稿されていました。
▽ マクドナルドの月次売上・客数・客単価を10年分まとめてみた
この記事は、日本マクドナルドホールディングスの企業ページに掲載されている「セールス・財務データ」を参照しながら、2004年1月~2015年1月の推移を表にまとめています。項目は「全店売上高」「既存店売上高」「既存店客数」「既存店客単価」に分かれています。匿名の投稿者は、「近所のマックはいつも賑わっているので、実感は無かったが ここまで売上が下がっているのかと驚いた」とまとめています。「また客単価を上げようと原田社長の時代からずっと試みられてきたが 全く成功していないことが見て取れた」とも。はてなブックマークのコメント欄を見てみましょう。
「マクドナルドが高付加価値製品を売るには、マクドナルドというブランドが邪魔をしているだろうね。マクドナルドという名前を隠してやったほうが、プレミア商品の売上にとってはむしろプラスの可能性すらある」
「原田さん有能やん」
「リトルピケティ」
「日本はコンビニのせいで中食市場全体が異常進化してて、他国だと客単価に貢献してるテイクアウトが伸びる芽がない。現状は郊外店舗に軸足を置いてるが、今後の人口動態的に旨味がある場所かは謎である。うーん」
「メニューを子連れやファミリーに特化するとかでもしないと、単価アップは難しいかも。/現状、学生が100円メニュー目当てに長居してる印象。/かといって100円止めたら、客数が悲惨な事になりそうだけど」
「昔は家族でマックも嬉しいものだったけど、100円マックのせいか学生とか何してんのか分かんない人が増えてマック怖い…そこに合理性だけ追求したあの接客スマイル」
「これは良まとめ。デフレ経済の中で原田体制が2012年まで売上・客数を上げ続けるが、13年から下がり始めて、原田退陣後さらに大きく落ちる。客単価は10年間ほぼ下がり続けている。'15年1月は悲惨」
とのことでした。
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