京都には、使う人の個性に合わせた品をオーダーメイドで作ってくれる、すてきなお店がたくさんあります。シャツに傘、メガネなど、毎日のように使うアイテムだからこそ、自分の好みにぴったりはまる“逸品”を探してみましょう。おすすめの5つのお店を紹介します。
■ 着心地も自分らしさもかなう「モリカゲシャツ」のシャツ
▽ MORIKAGE SHIRT KYOTO | モリカゲシャツキョウト
▽ MORIKAGE SHIRT KYOTO | Order-made Shirt
1997年にオープンした「モリカゲシャツ」は、“日常の道具”という視点からシャツをデザインするブランドです。使い勝手の良さと遊び心の両方を兼ね備えた既製品ラインのほか、襟やボタンといったディテールまで指定して注文できる「パターンオーダー」、デザインサンプルから希望のものを選ぶ「イージーオーダー」を展開しています。パターンオーダーは完全予約制で、京都店(京都市上京区)でのみ受け付け。シャツ以外に、チュニックやワンピースもオーダーできます。
■ 一生モノの傘に出会える「イイダ傘店」の展示会
▽ イイダ傘店
▽ ○イイダ傘店 「10周年記念オーダー会開催」 のお知らせ
「イイダ傘店」は、デザイナーのイイダヨシヒサさんが手掛ける傘ブランドです。実店舗はなく、春と秋の年2回、東京と京都を中心とした各地で展示会を実施してオーダーを受け付けています。春は日傘、秋は雨傘のオーダーが可能。2015年秋の展示会は、京都では9月29日(火)~10月5日(月)に恵文社一乗寺店の「ギャラリーアンフェール」(京都市左京区)で開催されます。ブランドの10周年を記念し、今回は過去のアーカイブからデザインを選べるとのこと。オーダーした傘は、約2~3ヶ月で手元に届きます。
■ 鯖江市の職人が手作業で作る、世界に1つのメガネ「FACE CODE」
▽ オーダーメイドの流れ FACECODE・MADE TO ORDER
国産メガネフレームのシェア90%以上を誇る福井県鯖江市。同市にあるメガネ工房「レインコート」が2015年3月、京都市中京区に直営店「FACE CODE」をオープンしました。販売するメガネやサングラスは、すべて職人による手作業で製作されたもの。一人一人の顔の形や目の間隔などに合わせて作るオーダーメイドメガネは、既存のデザインをそのまま使う「セミオーダー」、新規のデザインを使う「フルオーダー」の2パターン用意されています。
■ 散歩に連れていきたい「あやの小路」のかわいいがま口
▽ AYANOKOJI | あやの小路 | 財布,バッグ,ポーチなど京都のがま口の専門店
▽ オーダーについて | AYANOKOJI | あやの小路
がま口専門店「あやの小路」のオーダーがま口は、すべて熟練の職人が京都の工房で作り上げます。オーダー方法は、60種類以上の生地から好きなものを選べる「受注生産」、お気に入りの生地を持ち込める「セミオーダーメイド」、ポケットを付けたりサイズを変えたりと、既存のデザインをカスタマイズできる「カスタムオーダーメイド」の3パターン。京都では岡崎本店(京都市左京区)のほか、受注生産のみ祇園店(京都市東山区)でも受け付けています。サイトでは、実際に製作されたセミオーダーメイド作品を公開。帯をリメイクしたハンドバッグ、野球のユニフォームを使った財布など、持つ人の個性が表れたラインアップです。
■ 自分で描いた絵柄が、職人の手で扇子に「ふぁん・ふぁん」
▽ http://www.karafuneya.com/fun-fan/
大正10年に創業した印刷会社「からふね屋」(京都市左京区)は、扇子作成サービス「ふぁん・ふぁん」を提供しています。オーダー方法は、オンラインショップで専用のキットを購入し、テンプレート用紙に好きな絵や模様を描いて郵送するだけ。デザインを印刷した和紙を使って、京扇子の職人が手作業で仕上げます。納期は、デザインを郵送してから約40日とのこと、扇子の骨は、白木、唐木、墨染の3種類から選べます。