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東大が開発した「勝率100%のじゃんけんロボット」 0.001秒の“後出し”



センサフュージョン:超高速ロボット

「勝率100%のじゃんけんロボット」は、高速ビジョンを用いて0.001秒ごとに人間の手の位置と形状を認識しています。これにより、じゃんけんの「ポン」のタイミングで人間が出した手の形状からグー・チョキ・パーを判別、その0.001秒後に人間に勝つ手をロボットが出します。人間の目が判別できるフレームレートは30fps程度であるため、“後出しじゃんけん”をされている感覚はほとんどないそうです。

同研究室によるとこの研究は、人間機械協調システムの一例として開発。「遅延なしの人間の動作支援や人間との協調作業などに応用展開されると期待できる」とのことです。


Janken (rock-paper-scissors) Robot with 100% winning rate - YouTube

文: 青山祐太郎

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