楽天グループのKobo社は、電子書籍端末「kobo Touch(コボタッチ)」を7月19日(木)に発売します。端末の重さは185グラムで、1台に最大約1,000冊分のコンテンツをダウンロードできます。全4色で、価格は7,980円(税込)です。楽天ブックスでは予約の受け付けを開始しています。
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kobo Touchは、屋外でも読みやすく、長時間の読書でも目が疲れにくい6インチの電子ペーパー「Pearlディスプレイ」を採用しています。Wi-Fi機能を搭載しているため、コンテンツをワイヤレスでダウンロードできます。サイズは横114ミリメートル×縦165ミリメートル×厚さ10ミリメートル。内蔵メモリは約2ギガバイトで、対応ファイルフォーマットはEPUBとPDFです。
ページ移動は画面をタッチするだけなので、片手での読書が可能です。フォントはモリサワフォントをはじめとする11種類を内蔵しており、文字サイズを17段階まで拡大できるほか、余白などを自由に調整できます。1回の充電で最長1ヶ月使用できるので、長期の旅行や出張時の持ち出しにも最適とのことです。
さらに、読んだ本の履歴や読書量などが分かるソーシャルリーディング機能「Reading Life」も搭載しています。条件をクリアすることで、さまざまなデザインの「バッジ」が付与されるとのこと。これらの情報は、Facebookを通じて友人にシェアすることも可能です。購入したコンテンツや著者に関連した作品をおすすめするリコメンド機能も用意されています。
kobo Touch向けに電子書籍を提供するコンテンツストア「koboイーブックストア」は、発売開始と同日の7月19日にオープンします。用意されている日本語のタイトルは約3万冊で、そのうち約1万冊が無料です。英語やフランス語といった日本語以外のタイトルを含めると、約240万冊から本を選べます。