早川書房は、同社が刊行したSF・ミステリーの名作を電子書籍として配信する「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」を、8月10日（金）から開始します。2013年7月までに300タイトルの配信を目指します。
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「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」の第1回では、2012年6月に亡くなったレイ・ブラッドベリの『火星年代記〔新版〕』や「しっかりしていなかったら、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」のせりふで有名なレイモンド・チャンドラーの『プレイバック』、映画「ブレードランナー」の原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか？』など、10作品が配信されます。
第2回配信は8月下旬で、以降は毎月下旬に配信します。同社は今後も、アーサー・C・クラーク、ロバート・A・ハインライン、カート・ヴォネガット、エラリー・クイーン、グレアム・グリーン、ロアルド・ダールといった作家のSF・ミステリー作品などから選りすぐりの名作を配信していくとのことです。
第1回配信作品のラインアップは以下の通りです。価格は全て税込みです。
- 『スターダスト計画（ペリー・ローダン）』 K・H・シェール（松谷健二訳） 250円
- 『《第三勢力》（ペリー・ローダン）』 クラーク・ダールトン（松谷健二訳） 250円
- 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか？』 フィリップ・K・ディック（浅倉久志訳） 650円
- 『華氏451度』 レイ・ブラッドベリ（宇野利泰訳） 650円
- 『火星年代記〔新版〕』 レイ・ブラッドベリ（小笠原豊樹訳） 700円
- 『長いお別れ』 レイモンド・チャンドラー（清水俊二訳） 800円
- 『プレイバック』 レイモンド・チャンドラー（清水俊二訳） 600円
- 『川の名前』 川端裕人 650円
- 『一九八四年[新訳版]』 ジョージ・オーウェル（高橋和久訳） 700円
- 『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』 ゲイル・キャリガー（川野靖子訳） 650円
