マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」と作者・荒木飛呂彦さんを特集した美術雑誌『美術手帖』2012年11月号が、10月17日(水)に美術出版社から発売されました。ジョジョが持つ独自の世界観を、美術やファッションといった各分野の専門家が分析。他にも、原画アルバムや「スタンド論」など多彩なコンテンツを掲載しています。価格は1,600円(税込)です。
▽ 旧美術出版グループについて – 美術出版エデュケーショナル
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個性豊かな登場人物をはじめ、壮大なストーリーや細部まで描き込まれた絵柄などで人気を誇る「ジョジョの奇妙な冒険」と作者の荒木さんを、美術手帖がピックアップしました。2012年で連載25周年を迎えた同作の魅力について、専門家やアーティストがさまざまな切り口で分析しています。表紙を飾るのは、荒木さんが描いたジョジョ25周年記念イラストです。
目次の1つ「『ジョジョの奇妙な冒険』原画アルバム」では、11月4日(日)まで東京で開催されている「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」の展示作品のうち、第1部から第8部までの原画を掲載しています。マンガ評論家の伊藤剛さんとマンガ研究家の泉信行さんは、「『ジョジョの奇妙な冒険』はどこへ向かっているのか?」をテーマに対談。さまざまな視点で作品を分析するコンテンツでは、「西洋美術:肉体のアラベスクが奏でるディストーション狂」「バンド・デシネ:その独特なフォーマットで荒木はどう描いたのか?」「ファッション:トランスジェンダー化するキャラクター像」「モダンホラー:『ジョジョ』におけるホラー映画の恩恵」として、それぞれの専門家がジョジョの世界観や表現について語っています。
美術手帖のサイトでは、同号の目次と内容の一部が公開されています。試し読みは以下のページへどうぞ。
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