Googleは12月6日(木)、東日本大震災で被害を受けた施設の様子を記録・保存する「震災遺構デジタルアーカイブプロジェクト」として、岩手県、福島県内で被災した34施設の外観および内部のパノラマ写真を公開しました。
▽ 未来へのキオク
▽ Google Japan Blog: 震災遺構デジタルアーカイブプロジェクトを公開します
11月にスタートした「震災遺構デジタルアーカイブプロジェクト」では、震災で被害を受けた施設を管理する自治体とのパートナーシップに基づき、Googleがストリートビューの技術を用いて、対象施設の外観や構内を撮影します。今回公開されたのは、岩手県大船渡市、釜石市、陸前高田市、福島県浪江町の4市町が管理する施設と、陸前高田市内の岩手県立高田高等学校、岩手県立高田病院を合わせた計34件です。
岩手県釜石市の釜石市戦災資料館は、津波によって柱のみが残っています。
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岩手県陸前高田市にある陸前高田市役所旧庁舎の1階は、津波による漂流物で埋め尽くされています。
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Googleは2011年5月から、被災地の記録を集める「未来へのキオク」プロジェクトを開始しました。同年12月には、震災前と震災後に撮影された、被災地のストリートビュー画像を公開しました。
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