立命館大学は、2014年4月から京都・滋賀の両キャンパスに全面導入する予定だった「100円朝食」を、4ヶ月早い2013年12月2日(月)から開始しました。10月に実施した実験導入では、1日に約300人前後が利用するなどして「大変好評であった」とのこと。メニューはごはん、おかず、みそ汁がセットになっています。
▽ 大学生の生活リズム改善・健康増進に効果大!大好評につき「100円朝食」提供を12月から前倒しで全面導入!
同大学の学生は、約半数が一人暮らしをしているとのこと。朝食に関するアンケートによると、全回答者(28,340人)のうち約4割が朝食を毎日とっていない結果となり、保護者からも子どもの健康面への不安や要望が多く寄せられたそうです。
この状況を受け、学生に健康管理や生活習慣を見直してもらう契機として、滋賀のびわこ・くさつキャンパス(BKC)で「100円朝食」を実験的に実施。父母教育後援会による支援のもと、それまで260円だった朝定食を100円で提供しました。「100円朝食」を利用した学生は1日約300人前後で、導入前と比べると約2.3倍増加したとしています。
メニューは、京都の衣笠キャンパスが、ごはんSサイズ、おかず150g以内(グラムバー方式)、みそ汁。BKCが、ごはんSサイズ、おかず3品、みそ汁。両キャンパスとも、対象は午前8時40分までにレジで精算を済ませた立命館大学生・大学院生です。2014年4月からは、開始時間やメニューが統一されます。
全面導入した初日の12月2日は、食堂の開店を待つ学生たちの姿が両キャンパスで見られたとのこと。開店後は多くの学生が「100円朝食」を食べていたそうです。