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ロボットアームが将棋を指す 第3回将棋電王戦にデンソーの「電王手くん」を採用



第3回将棋電王戦 将棋界初!ロボットアームを全対局に採用~新たな協賛企業デンソーが開発~

「電王手くん」は、棋士が安全かつストレスなく真剣勝負できるように開発された、プロ棋戦専用のロボットアームです。デンソーの子会社・デンソーウェーブが、垂直多関節ロボット「VS-060」をベースに一部開発、改良しました。駒の傾きや形状を瞬時に解析する画像認識機能を搭載しており、“1ミリメートルの誤差もない着手”を実現させたとのこと。アームは上下左右に動き、指すスピードも調整可能。コンプレッサーで駒を吸着するため、隣の駒に触れることなく移動させることができます。

DENSOロボットアーム[電王手くん] PV - ニコニコ動画

これまでのプロ棋士とコンピューターソフトの対局では、コンピューターが指示した手を人間が指していました。将棋界でのロボットアームの採用は初めてです。

はてなブックマークのコメント欄には、「これは茶吹いた」「アームには羽織の袖を着せてやってほしい」「そうこなくっちゃね! デンソーらしい、良い協賛のあり方だと思う」などの声が寄せられています。

「将棋電王戦」は、棋士とコンピューターが戦う将棋棋戦です。3月15日(土)から4月12日(土)にかけて開催される「第3回将棋電王戦」では、菅井竜也 五段、佐藤紳哉 六段、豊島将之 七段、森下卓 九段、屋敷伸之 九段がコンピューターと対戦します。

文: タニグチナオミ

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