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増税でJR東日本の運賃はどう変わる? 「IC運賃」登場、Suicaは500円のチャージも可能に



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■ 運賃は「IC運賃」と「きっぷ・定期券の運賃」の2種類に

<IC運賃は1円単位を導入>

Suicaなどの交通系ICカードや「モバイルSuica」を利用した際の普通運賃「IC運賃」には、消費税率の引き上げ分をより正確に反映できる「1円単位運賃」を導入。交通系ICカードには、Suicaと相互利用しているICOCAなど他社の交通系ICカードも含みます。

<きっぷ・定期券の運賃は10円単位のまま>

切符および定期券の運賃は、これまで通り10円単位を適用。増税分の端数については、電車特定区間では切り上げ、その他の区間では四捨五入されます。1円単位を導入しない理由について同社は、自動券売機で1円・5円硬貨を扱うと、発売1回あたりの処理時間が長くなってサービス低下につながる可能性があるためと説明しています。

<運賃は路線ごとに変わる場合も>

路線によって、IC運賃のほうが切符の運賃よりも安い場合があります。幹線・地方交通線では、幹線1~3kmの場合はIC運賃(144円)が切符の運賃(140円)より高く、幹線4~6kmの場合はIC運賃(185円)が切符の運賃(190円)よりも安くなります。電車特定区間と山手線内では、1~3km、4~6kmのいずれも、IC運賃が切符の運賃よりも安くなります。

<小児運賃の場合>

小児運賃は、基本的に大人運賃の半額が適用されます。新しく導入される2種類の運賃では、端数を切り捨てる単位が異なるため、大人運賃で切符の運賃よりIC運賃が安い区間でも、小児運賃ではIC運賃の方が高くなる場合があるとのことです。

例えば大人運賃のIC運賃は185円、切符の運賃は190円の区間の場合、半額は「92.5円」です。新ルールではIC運賃の1円未満と切符の運賃の10円未満は切り捨てられるため、小児運賃のIC運賃は92円、切符の運賃は90円になります。

■ 新規発売額は1,000円から、チャージは500円から可能に

<1,000円から新規購入できる>

これまでSuicaカードの新規発売額は2,000円から設定されていましたが、新たに1,000円から新規購入ができるようになりました。新規発売額は、1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円から選べます。

<チャージは500円から可能>

これまでチャージ可能額の最低金額は1,000円でしたが、4月1日からは500円のチャージが可能になります。1回あたりのチャージ金額は、500円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円から選べます。

文: あおきめぐみ

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