岩波文庫がポーチになった? 書物をモチーフにした「リブレポーチ」を販売するHEMING'Sが、岩波書店とコラボレートしました。それぞれのポーチには、1927年に創刊された岩波文庫の初期の表紙をデザイン。シェイクスピアの「ロミオとジューリエット」や太宰治の「人間失格」など、10種類を用意しています。ポーチとして使用できるだけでなく、ブックカバーの機能も加わっているとのこと。価格は各2,900円(税別)です。
▽ ポケットリブレポーチ(岩波文庫)CONCIERGE-NET(1ページ目)
▽ ポケットリブレポーチ(岩波文庫)CONCIERGE-NET(2ページ目)
従来のリブレポーチには、海外のガイドブックやフランスの古書をモチーフにしたデザインがあしらわれていました。「ポケットリブレポーチ(岩波文庫)」では、日本画家・平福百穂が手掛けた岩波文庫の初期の表紙デザインを採用。岩波書店と正式な使用許諾の契約を結び、発売が実現したそうです。
ラインアップは以下の通りです。
- 夏目漱石「こころ」
- 芥川龍之介「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」
- 柳田國男「遠野物語」「山の人生」
- 「竹取物語」
- シェイクスピア「ロミオとジューリエット」
- 太宰治「人間失格」「グッド・バイ」
- 福沢諭吉「学問のスゝメ」
- 松尾芭蕉「おくのほそ道」
- ゲーテ「若きウェルテルの悩み」
- ユーゴー「レ・ミゼラブル」
素材はコットンで、サイズは幅12cm×高さ16cm×奥行き2.5cm。これまでのリブレポーチとは違い、文庫本などのブックカバーとしても利用できるように、表紙を差し込めるベルトやしおりひも、ペン差しの機能が加わっています。小物入れとしてだけでなく、お気に入りの文庫本を持ち運ぶときにも活用できそうです。