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ネットで振り返る「笑っていいとも!」 放送終了宣言からグランドフィナーレまで


■ 「いいとも終了」のニュースが駆け巡った10月22日

「笑っていいとも」3月終了 番組で発表 - 芸能ニュース : nikkansports.com
『笑っていいとも!』来年3月で終了へ 32年の歴史に幕 タモリが正式発表 | ORICON NEWS

いいともの放送終了が発表されたのは、2013年10月22日でした。火曜日の番組終盤、いいとも終了を知った木曜レギュラーの笑福亭鶴瓶さんがスタジオに登場し、タモリさんに直接確認。タモリさんは「(2014年)3月いっぱいで終わります」と答えました。

はてなブックマークでは、放送終了を伝える日刊スポーツの記事を500人以上がブックマークしました。コメント欄には、「ついにこのときが来たか…」「30年以上、昼番組で続いたんだから、大健闘だよね。お疲れ様でした」「皆が騒然とする中、ひたすら番組と世間への感謝を口にするタモリが印象的だった。初心を忘れずに居続けたんだなぁ…あれほど謙虚でいられるものだろうか」などの声が寄せられました。

■ とんねるずがタモリさんに直談判! いいとものレギュラーに!

とんねるず、『いいとも』レギュラー決定 生放送でタモリに直訴 | ORICON NEWS
とんねるず「笑っていいとも!」不定期レギュラー出演決定 - お笑いナタリー

放送8,000回を達成した1月14日放送のいいともに、とんねるずの石橋貴明さんと木梨憲武さんが出演しました。2人はタモリさんにレギュラーにしてほしいと直談判。タモリさんが承諾し、2ヶ月間限定の不定期レギュラーに決定しました。その後木梨さんは、スタジオの天井からワイヤーで降下したり、箱の中から現れたりとサプライズ演出で登場。石橋さんも数回出演しました。

■ 久保ミツロウさんの“タモリイラスト”が新宿駅をジャック


新宿駅にあふれるタモリさん - ビーガタスエッコヒダリキキ

いいともの放送終了が近付いてきた3月下旬。スタジオアルタがある東京・新宿駅周辺を、いいともが“ジャック”しました。新宿駅の階段や通路、電光掲示板などに、マンガ家・久保ミツロウさんが描いたタモリさんのイラストがずらり。あわせて、視聴者への感謝のメッセージが掲示されました。

“ジャック”の様子を写真に収めたhilocoさんは、ブログに「何も知らずに降りた新宿駅の、雑踏のなかでタモリさんに手を振られたら『そんな、そんなに終わるの……!?』と、やっぱり世間でも『いいとも』終わるんだ、と急激に実感に襲われました」とつづっています。

■ 世界を放浪するオザケンと、お昼の顔で居続けたタモリ

いいともの代表的なコーナーといえば、ゲストとタモリさんが対談する「テレフォンショッキング」。ラストスパートの3月下旬には、安倍晋三首相、木村拓哉さん、黒柳徹子さん、ビートたけしさんら豪華なゲストが多数出演しました。中でもはてなブックマークで注目を集めたのが3月20日に出演した“オザケン”こと小沢健二さん。小沢さんがいいともに出演するのは16年ぶりでした。

旅に出る理由があった小沢健二と旅に出られなかったタモリ - 逆エビ日記Ver3.0

フリーアナウンサー・三田佐代子さんは、小沢さんのテレフォンショッキング出演について、ブログに感想を記しています。タイトルは「旅に出る理由があった小沢健二と旅に出られなかったタモリ」。世界各地で生活してきた小沢さんと、32年間いいともに出演し続けてきたタモリさんの関係を、“16年間世界を放浪していた息子の報告を心から喜ぶ父親”と表現しています。

小沢さんがいいともに出演したこと、スタジオで「ぼくらが旅に出る理由」「さよならなんて云えないよ」などを歌ったことについては、以下のように推察しています。

いいともを勇退するタモリさんのために歌を歌いたかったからだと私は思うのです。タモリさんへの深い感謝と敬意が、今日のオザケンの歌声には宿っていたように思いました。そしてその歌声と、それを穏やかな笑みを称えて聴くタモリさんの表情はとても美しかった。

■ いよいよグランドフィナーレ!


http://tv.yahoo.co.jp/tv_show/cx/iitomo/

そして3月31日の夜、スペシャル番組「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」が放送されました。現レギュラーに加え、歴代のレギュラー陣が集結。番組の冒頭では、タモリさん憧れの女性・吉永小百合さんが中継で登場し、タモリさんに直筆のメッセージと旅行かばんを贈りました。

ありがとう #笑っていいとも | Twitter Blogs

Twitterは、いいとも放送時のツイートを振り返っています。3月31日は昼の本放送前から深夜までいいとも関連の投稿が目立ち、合計140万ツイートを超えたとのこと。グランドフィナーレ放送中にTwitterが盛り上がったのは、番組前半で明石家さんまさん、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナインら、バラエティー番組の第一線で活躍するお笑い芸人がステージに集結した場面。1分間で14,000ツイートを記録しました。最も投稿が増加したのは、エンディングの「いいとも!」コール時で、1分で34,000ツイートに達したとのことです。

■ ブロガーがつづる、いいともへの思い

盛り上がったのは、Twitterだけではありません。いいともの放送終了後、さまざまなブロガーが、最終回の感想、出演者の言動の考察、いいともへの思いなどを発信しました。はてなブックマークで人気を集めたエントリーから、以下の2本を紹介します。

<いいともがない明日もバラエティー番組は続く>

(0ページ目)『笑っていいとも!』の終わり方 - 日刊サイゾー

ブログ「てれびのスキマ」を運営し、著書に『タモリ学』(イースト・プレス)がある“テレビウォッチャー”の戸部田誠さんは、日刊サイゾーに「キング・オブ・スタジオドキュメント『笑っていいとも!』の終わり方」というコラムを掲載。グランドフィナーレで起きた出来事や、印象に残った言葉などとともに、「『いいとも』がない『明日』も、テレビのバラエティ番組は続いていく。くだらなくて、意味のないお笑い番組は、これからも生まれていくはずだ」と書いています。

最後には、番組終盤で行われた現レギュラーのスピーチから、香取慎吾さんとタモリさんのやりとり「これからもツラかったり苦しかったりしても、笑っててもいいかな?」「いいとも!」を抜粋しています。

<いいともは“どこか後ろめたいあのアワー”だった>

駄目な自分と「笑っていいとも!」 - 関内関外日記(跡地)

「お昼の、本当は見てはいけない時間にやっている、どこか後ろめたいあのアワー、あれがなくなってしまった」――子供時代や大学時代によくいいともをみていたというgoldheadさんのブログには、いいともを見る“背徳感”について書かれています。

いいともが放送されていたのは、学生やサラリーマンが視聴するには難しい平日の正午~午後1時。「日本中の多くの人間が知っている、昼のど真ん中の番組は、『ギルガメッシュないと』より見るのがむずかしかった」「おれの『笑っていいとも!』の記憶は、世間に背いて一人で家にいるときの記憶と結びついている」と自身の体験といいともの関係を振り返っています。

■ テレビは“怪物”――タモリさんの一問一答


http://tv.yahoo.co.jp/tv_show/cx/iitomo/tamori.html

最後に、Yahoo!テレビの特集ページで公開された、タモリさんへの一問一答を紹介します。タモリさんは、「東京の好きなところ、嫌いなところは?」「今後旅に出るなら?」など9つの質問に回答。「テレビは今後どうなっていくと思いますか?」という質問に対しては、「それは誰もわからない…。それがテレビの“怪物たるところ”なんじゃないかな」と答えています。


文: タニグチナオミ

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