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大企業で働くために必要な3つのこと -【はてなの風景64】



大企業で働くために必要なこと

投稿者は「経営層、人事部、あなたの上司、同僚はあなたの職業人生に興味はありません」というシビアな見方を大前提としつつ、次の3つがポイントだとしています。「1. 上司に立てつかず、上司が望むアウトプットをきちんと出す」「2. 人間関係、法令違反などのトラブルを起こさない」「3. 常にニコニコしながら、挨拶、世間話、仕事してます報告をきちんと自分からする」これらを踏まえておけば、問題なく働いていけるとのこと。

ただし、上記の3つだけでは40歳までに専門技能が身につかないとし、これらを忠実に守りつつ自分の専門的、対外的な価値を高めねばならない、と呼びかけています。この文章をきっかけに、はてなブックマークのコメント欄にも多くの助言が寄せられました。いくつかピックアップしてみましょう。


「師匠がいうには大企業は2年耐えればいやな上司や仕事から逃げられるけど中小企業は転職しないといやな上司や仕事からなかなか逃げられないから、2年待てばなんととかなる前向きさが一番かなと思う」

「違う。一番必要なのは『1~3ができない人が上司部下同僚にいても腹を立てたり何とかしてやろうと考えないこと』だ。そういう奴らに振り回されて精神的にやられたり嫌気が差したりして辞めてく奴の多いこと多いこと…」

「昨今の大企業は多面評価を採り入れているところが多いので、八方美人スキルは急速に陳腐化してますよ。今一番熱いのは法令遵守スキルと企業統治スキルですよ。つまり人間ルールブックであることでサバイブです」

「下請けを人間扱いする、も入れてくれ。代わりがいるんだと反論の気力を奪って無理難題を聞かせていると、たまに刺し違えてやろうとする奴に当たるぜ。仕事から外されてザマァwおかげでこっちは心療内科行きだけどな」

「そっちじゃなくて『大企業に入るための方法』をお聞きしたい」

「実働と同じくらい時間をかけて報告パワポ作るのがアホらしくても、そうしないとアウトプットは存在しないと同じなので頑張る」

「減点主義が横行していてお仕事は知財管理というパターンかな。製品開発は下請けに丸投げが一般的なので社外に出ると途端に使えない子になるので注意しましょうって話。大企業ほど人事の下請けへの態度が酷い」

「どの部分が大企業に限った話なのか。一般論ではないのか。そして1~3では生き残れずにリストラされるというオチ」

「はまる人は特定の部署にずっといてどんどん専門性も信頼も高めていくけど、合わない人は次々異動し続けるというのが一番印象強いかな。両者の見てる会社の風景は全く違うみたい」


とのことでした。


Title Photo by Seattle Municipal Archives

文: 新野漸

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