NHK「みんなのうた」55周年CD、5社が全5タイトル発売　楳図かずおさんや忌野清志郎さんの曲も

2016年4月で放送55周年を迎えるNHKの音楽番組「みんなのうた」から、視聴者のリクエストを中心に収録曲を選んだCD「NHKみんなのうた 55 アニバーサリー・ベスト」が4月27日（水）に登場します。レコード会社5社による共同企画で、各社から1タイトルずつ、計5枚のCDをリリース。収録曲は、マンガ家・楳図かずおさんが歌う「むかしトイレがこわかった！」やミュージシャン・忌野清志郎さんの「ぼくの目は猫の目」など、全125曲が発表されています。価格は各2,000円（税別）です。

▽ otonano by Sony Music Direct (Japan) Inc.

「NHKみんなのうた 55 アニバーサリー・ベスト」は、「みんなのうた」の放送55周年を記念したCDとして5タイトル発売されます。2015年11月から2016年1月までの2ヶ月間に特設サイトで収録曲の一般公募を実施した結果、リクエスト数は2,000通以上に達したとのこと。こうした視聴者の思いもできるだけ組み入れながら、放送50周年以降に制作された新しい曲や、50周年記念CDに収録されていない曲、CD化されていない隠れた名曲を中心にリストアップしたそうです。

参加したレコード会社は、キングレコード、ソニー・ミュージックダイレクト、日本コロムビア、ビクターエンタテインメント、ポニーキャニオンの5社。各社が発売する計5つのタイトルに、それぞれ25曲ずつ収録されています。アーティストユニット・吉田山田の「日々」や、女優・上野樹里さんの「えがおのはな」などは、多くのリクエストを受けて収録が決定した曲。女優・大竹しのぶさんの「雪のわすれもの」やボーカロイドを使った40mP feat.GUMIの「少年と魔法のロボット」など、テレビ放送のためだけに録音されていた音源も初収録しています。収録曲リストは、特設サイトをどうぞ。

サイトには「『みんなのうた』は、歌い手、作詞家、作曲家、映像作家など多くの才能が情熱を振り絞り、生活に寄り添って、伝えたい心を届けてきました。楽しい歌、悲しい歌、ちょっと怖い歌、不思議な歌…。これは、思い出のいっぱいつまった歌のおもちゃ箱です」とのメッセージも。このメロディーを聞くと当時のことが思い起こされるというような、懐かしの曲とも再会できるかもしれません。