長引く不況の中で、失業者の受け皿として農業への関心が高まっているようです。しかし、実際に働き続けるのは、なかなか厳しい模様。
痛いニュース(ノ∀`):ある農家は派遣切りにあった人を4人採用したが、全員が数日で辞めてしまった
このエントリーでは、元・派遣労働者の若者を雇ったところすぐに辞めてしまったという、NHKの特集番組へのネットユーザーの反応を紹介しています。農業に対して牧歌的なイメージを抱いている人も多いかもしれませんが、実際にはかなりの重労働。生半可な気持ちで続けられる仕事ではないようです。
一方、農家の側でも、「就農」してきた若者を育てていける教育体制が整っていないという問題があるのではないかという指摘も出ています。はてなブックマークのコメント欄でも、「いきなり放り込んでOJTが成立するほど農家にも労働者にも余裕はないだろうし、フォロー体制をどうするか」や「農業もほかの業種と同様で、体力や経験だけでなく作業のシステム化が必要」という意見がありました。もし「就農」へのニーズがあるのならば、行政による支援や業界側の教育体制整備への取り組みが必要なのかもしれません。