レース、フリル、リボンなどをふんだんに使った、少女らしいデザインが特徴のロリータ・ファッション。映画「下妻物語」などでも注目を集め、今やファッションの1ジャンルとしてすっかりおなじみになっていますが、現在、「Wikipedia内にある『ロリータ・ファッション』の項目がすごい」と紹介するエントリーがはてなブックマークで話題になっています。
そのルーツや特徴、愛用している有名人に至るまで、かなり詳細に書かれているWikipedia内の「ロリータ・ファッション」の項目。こちらのエントリーでは、その中でも特に「ロリータ・ファッションの種類」の部分に気合が入っていると紹介しています。気になるその種類ですが、
- 甘ロリ(Sweet Lolita)
- コテロリ
- 白ロリ、黒ロリ、ピンクロリ、サックスロリ
- 姫ロリ、王子ロリ(Princess Lolita & Prince Lolita)
- クラシカル系ロリータ(Classical Lolita)
- パンクロリータ(Punk Lolita)、ロリパン、パンクロリ
- エロロリ(Erotic Lolita)、コケティッシュロリ、露出系ロリ
- 双子ロリ、親子ロリ、姉妹ロリ
- オバロリ、ママロリ、主婦ロリ、ババロリ
- 痛ロリ
- 下妻ロリ
- ギャルロリ
という具合に、「要出典」のマーキングが付けられている箇所も多数ありますが、かなり細かい分類がされていることに驚きます。甘い雰囲気の甘ロリ、やや落ち着いた雰囲気のクラシカル系ロリータ、パンクファッションを取り入れたパンクロリなど、なんとなくイメージできるものもありますが、「本当に使われているの?」というものもかなり多い印象です。
中でも筆者が一番笑ったというのが「ドスロリ」という項目。こちらは、「相撲甚句の囃子言葉である『ドスコイ』と『ロリータ』をあわせ生まれた造語。肥満体の人がロリータファッションを着用している状態を相撲取りの特徴的な外見で比喩した蔑称。だが、この呼び方は差別的であり、愛好家にはロリータを着てはいけない人などいないとされている。」とのことです。
はてなブックマークのコメント欄では、「『ドスロリ』は俺がこれから使うのでおk」「要出典の嵐をものともしない疾走感が、なかなかにパンク。」といった声が集まっていました。また「『ゴシック・アンド・ロリータ』の項目とえらい違いだ 」というコメントも。こちらでは、ゴスロリ・ファッションのルーツや類似するファッションとの比較、欧米と日本における現状なども詳細に書かれているので、あわせて見てみるのはいかがでしょうか。