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大きな仕事を成功させる秘訣は?「大きなものの作りかた」



大きなものの作りかた - レジデント初期研修用資料

「大きなものの作りかた」と題されたこちらのエントリーで綴られているのは、以下の7つのポイントです。

  • 制限が発想を生む
  • 膨らむ中で病気が生まれる
  • 「すごい俺を見てくれ」という病気
  • スタイルを強制する病気
  • 努力賞という病気
  • 弱さが強みになる
  • 骨は最後に入る

筆者によれば、何か大きなものを作るにあたっては、先に明確な目標があって、その骨格に肉付けをしていく形で進んでいくことはむしろ少なく、やっていくうちに具体的な何かが見えてくるのではないか、とのこと。筆者自身が今回のプロジェクトを進める上でも、最初から「骨」の部分があったわけではなく、「すごいものを作りたい」「自分のスタイルを貫きたい」といった思いばかりが膨らんで迷走していく中、「ページ数」や「顧客」といった外から導入される様々な「制限」こそが逆に方向性をはっきりさせるきっかけになったそう。そしてそれによってようやく「目標」が見え、迷走して肥大化した状態から、骨格に見合った形を目指して進むことができたとのことです。

一旦は迷走してあやふやになってしまうという過程があり、そこに様々な制限が加わるによって骨格が生まれ、進むべき方向が見えてくるのではないか、と語る筆者。はてなブックマークのコメント欄でも、「大きなものつくってないけど、ものすごくよくわかった気になった。『制限』はなにかと重要なのである。」「制約が大きいほど職人の腕が冴える」といった声が集まっていました。

文: 飯塚朋子

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