毎日スーツを着る人にとっては、面倒でも欠かせないのがシャツの「アイロンがけ」。シワのないパリッとしたシャツに身をつつめば、気持ちも引き締まりますよね。そこで今回は、家庭でもできる「上手なアイロンがけのコツ」をご紹介します。
■アイロンがけ、キレイに仕上げるコツは?
まずは基本のアイロンがけの手順から見ていきましょう。
<上手なアイロンがけの手順>
▽アイロンがけの基本 - シワのないシャツで毎日の気分を軽やかに! | nanapi[ナナピ]
▽家庭で出来るプロの仕上がりYシャツのアイロンのかけ方とコツ教えます!
▽保存版!/ 自宅でできるシャツのお手入れ。アイロン掛けから保管方法まで一挙公開 - FASHION - X BRAND
アイロンをかける際、適当なところからいきなりアイロンを当てたりしていませんか?上手なアイロンがけには、次のような手順があります。
- 1.素材に最適なアイロンの温度を確認する。
- 2.霧吹きで全体を湿らせる。
- 3.襟にかける。(裏表両面、先に裏からかける。)
- 4.肩部分にかける。
- 5.カフス部分にかける。(裏表両面、先に裏からかける。)
- 6.袖にかける。
- 7.身ごろにかける。
アイロンをかける衣類の素材によって最適な温度が異なるので、まずはタグの表示をチェックしましょう。そして霧吹きで湿らせることにより、シワを伸ばしやすくなります。また、よりキレイに仕上げるために押さえておきたいのが下記のポイント。
- アイロンは細かい部分からかける。
- 左手をうまく使って、縫い目を引っ張りながらかける。
- ジグザグに動かすとシワになりやすいので、アイロンは直線に動かす。
- アイロンの先を少し浮かせるような感じで動かす。
- 生地が厚い部分は、裏表両面からアイロンをかけるとキレイにシワが伸びる。
空いた手でシワを伸ばしながら、アイロンを少し浮かす感じで直線にかけていきましょう。襟や袖口などの生地が厚い部分は、裏表両面からかけるようにします。
<アイロンがけを動画でマスターしよう>
また、基本のアイロンがけを動画で学べるのがこちらです。
カフス部分はたるみを内側に逃がすように、外側から内側へかけていきます。
細かい手順もこれなら分かりやすいですね。こちらの動画では、シワになりにくくするために「袖→肩部分→右前身ごろ→後ろ身ごろ→左前身ごろ→襟」の順にアイロンをかけています。動画の再生は下記のリンクからどうぞ。
▽YouTube- アイロンのかけ方 ワイシャツ編
■まさに職人技!プロのアイロンがけを見てみよう
最後にご紹介するのは、シワシワのシャツがわずか3分で驚くほどキレイになってしまうプロのアイロンがけ。1つ1つの動きがビシっとしていて、全く無駄がありません。思わずじっと見入ってしまいます。
▽YouTube- プロの職人によるアイロンがけテクニック(ワイシャツ)
今回は面倒に思いがちな「アイロンがけのコツ」をご紹介しました。シワのないシャツを着れば、自分の気持ちだけでなく相手からの印象も良くなるはず。また以前はてなブックマークニュースでご紹介した「スーツの着こなし方」についての記事も、ぜひあわせてご覧下さい。
▽第一印象もこれでバッチリ!スーツの“着こなし術&お手入れ術” - はてなブックマークニュース