現在、京都は「祇園祭」の真っ最中。今年は祭のハイライトである“山鉾巡行”が土曜日ということもあり、休みを利用して見に行く計画を立てている人も多いと思います。今回は、祭の見どころや地元の人がオススメする意外な楽しみ方など、祇園祭をもっと楽しむためにチェックしたいエントリーを集めてみました。
■祇園祭ってどんなお祭り?
京都三大祭、そして日本三大祭の1つとしても知られる「祇園祭」。まずは一体どんなお祭りなのか見てみましょう。
祇園祭とは、毎年7月1日〜7月31日の1ヶ月間にわたり、京都市の八坂神社や市内の中心部で行われる祭のこと。1ヶ月を通して様々な祭事が行われますが、中でも特に盛り上がりを見せるのが、「宵々々山」と呼ばれる14日から、「山鉾巡行・神幸祭」が行われる17日までの期間。祭のハイライトである山鉾巡行では、“コンチキチン”の祇園囃子にのせて、32基の山鉾が京都のメイン通りを巡行します。
▽http://www.youtube.com/watch?v=LMU3X1FR_Cw&feature=player_embedded
こちらの動画は、昨年2009年の山鉾巡行の様子。祇園祭と聞いてほとんどの人がイメージするのは、まさにこの風景ですよね。
祭の主な日程やこれまでの歴史、祭に関するQ&Aなどは、上記の京都新聞やKBS京都の特設サイト、祇園祭のボランティアサイトでも詳細にまとめられています。
■見どころ、上手な楽しみ方は?
ハイライトの山鉾巡行では、毎年20万人近くの人が訪れる祇園祭。「人の多さに圧倒されて満足に見られなかった…」と後悔しないように、事前に見どころをチェックしておきましょう。
<美味しいところを逃さずチェックするには?>
▽http://osaka.yomiuri.co.jp/gion/index.htm
こちらのエントリーでは、17日の山鉾巡行のスケジュールや注目したいポイントをはじめ、16日の「宵山」で午後10時以降の遅い時間帯に楽しめる行事などを紹介しています。また山鉾巡行以降の日程では、24日に行われる「花傘巡行」もオススメ。花傘を中心に武者行列や獅子舞、舞妓、芸妓などが付き従い、八坂神社から市内の中心部を練り歩きます。
<地元の人が教える見どころは?>
▽京都人がコッソリ教える『祇園祭』を遊ぶコツ | ガジェット通信 GetNews
「“御集印帳”を使ったスタンプラリー」や「山鉾町の旧家による“屏風祭”」など、こちらのエントリーでは、地元の人が教える他とはちょっと違った祇園祭の楽しみ方を知ることができます。観光客がまだ比較的少ない13日、14日にも山や鉾の姿を見ることができるので、あえてそこを狙ってみるのもいいですね。
■“京都”をもっと身近に感じよう!
また祇園祭に足を運ぶなら、祭が行われる“京都”についても学んでみてはいかがでしょうか?
▽京都観光の前に知っておきたい 京都についてもっと学べるサイトまとめ - はてなニュース
以前はてなブックマークニュースに掲載したこちらの記事では、京都の人たちが話す「京言葉」や、碁盤の目のように交差する通りの「通り名」を覚えられるわらべ唄など、京都がさらに楽しくなる雑学をご紹介しています。イベントやグルメ、宿泊などの観光情報を調べるのに役立つサイトもまとめていますので、ぜひチェックしてみて下さい。
今年は山鉾巡行や花傘巡行などの祭事が土曜日の日程なので、観光にはぴったり。メインのイベントをがっつり楽しむも良し、意外な穴場スポットを巡るも良し、ぜひ今年の祇園祭を楽しんで下さい。
Title Photo by MShades