東京・中野区にある東京工芸大学は8月25日(水)、「ファミコン世代のゲームに関する意識調査」を発表しました。全国の35歳~44歳、いわゆる“ファミコン世代”の男女1000名を対象に、現在遊んでいるゲーム端末やもう一度プレイしたいゲームソフト、今後のゲーム市場を牽引するジャンルの予想など、さまざまな項目について、調査結果をまとめています。
▽ 東京工芸大学、ファミコン世代のゲームに関する意識調査(PDF)
東京工芸大学芸術学部ゲーム学科が、モバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)を使い、2010年8月11日~8月13日に実施した「ファミコン世代のゲームに関する意識調査」。調査対象に「現在もコンピュータゲーム(以下、ゲーム)で遊んでいるか」と聞いたところ、「現在もゲームで遊んでいる」と回答した人が79.2%と、ファミコン世代の多くは、今もゲームと繋がった生活を送っていることが明らかになりました。該当する792名を対象に、ゲーム端末やゲームをする場所について聞いた調査結果は以下の通り。
- 現在遊んでいるゲームの端末、第一位は「携帯電話」
- ニンテンドーDSシリーズ、男性より女性に人気
- ファミコン世代がゲームで遊ぶ場所 「自宅のリビング」 81.2%
- 一日あたりゲームに費やす時間、平均65分
- ゲームをする理由、第一位「気分転換」 72.6%
この中で興味深いのが、使用しているゲーム端末に関する回答。「携帯電話」が71.8%、「ニンテンドーDS/DS Lite/DSi/DSi LL」が59.2%、「パソコン」が43.2%、「Wii」が39.8%と、携帯電話の使用率が飛びぬけています。
また、全員を対象にしたゲームに関する調査結果はこちら。
- 久しぶりに遊びたいファミコンゲーム、男性1位「スーパーマリオブラザーズ」 49.4%、女性1位「テトリス」 55.6%
- 女性の人気が高い「テトリス」、男性の人気が高い「ゼビウス」「ドラゴンクエスト」
- ファミコン世代、ゲームをやっていて役に立ったこと 「ゲームの話題で友人が増えた」
- ファミコン世代、役に立ったゲーム 「ドラゴンクエスト」「マリオシリーズ」
やはり、「スーパーマリオブラザーズ」や「テトリス」「ドラゴンクエスト」などの名作ゲームは、未だに人気があるようです。
その他にも、上記のリンク先では、調査結果からの分析やグラフ化したなど興味深いレポートを見ることができます。興味のある方は、ぜひアクセスしてみてください。