経済産業省の公式サイトで公開されている“あるページ”が「すごい」とネット上で話題になっています。注目されているのはその内容ではなく、ページを構成するHTMLのソースです。のぞいてみると、確かにすごいことになっていました。
▽ http://www.meti.go.jp/speeches/data_ed/ed041222-2j.html
話題になっているのは、経済産業省のサイトに掲載されている、2004年12月22日に行われた経済産業大臣の記者会見概要のページ。HTMLのソースを見てみると、「<div>」というタグが多く記述されていることが分かります。
divタグは要素をひとつにまとめる時に使用するもので、「<div>〜< /div >」とまとめたいものを囲むように記述します。このタグが使用されているだけならここまで注目はされませんが、問題なのはこのタグが使われている“量”です。
スクロールをしていくと、数十列先までdivタグで埋め尽くされています。
文章の間にもdivタグが。すでに480列以上のソースが表示されていますが、そのほとんどの列にdivタグが記述されていました。
どこまでも続いたdivタグ列は、657列目でようやく終結。大量の「<div>」の連鎖に、はてなブックマークのコメント欄では「煩悩の数だけdivがある」「ソースだけでこんなに笑えるなんて…」「よくソースなんて見たなwww」という声が寄せられていました。
このソース中のdivタグを可視化してみたというエントリーも。divタグは、ページ全体に309個あり、可視化すると上記のように表示されるそうです。
▽ divタグが多用されている経済産業省のページのdivタグを可視化してみた - Pastalablog in はてな
なお、2010年12月7日付の経済産業大臣の記者会見ページでは、divタグは多用されていません。