国立国会図書館は4月11日(月)、「東日本大震災復興支援ページ」を公式サイト上に開設しました。資料の提供や資料相談(レファレンス)の案内、震災関連リンクなどを掲載しています。
▽ 3 東日本大震災からの復興への取組 | 国立国会図書館東日本大震災アーカイブ
▽ 国立国会図書館、「東日本大震災復興支援ページ」を開設 | カレントアウェアネス・ポータル
東日本大震災を受けて、国立国会図書館がオープンした特設ページには、被災者や被災地の復興を支援する情報が2つ掲載されています。
1つ目の支援は、資料提供と資料相談です。国立国会図書館では、東日本大震災で被災した青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県を対象に、復興のために必要な図書館資料のコピーの提供や資料相談を行っています。受付期間は5月末日まで。支援対象は以下の通りです。
- 被災地の震災復興に携わる国・地方公共団体の諸機関、医療・教育機関、企業、ボランティア団体等
- 上記地域において被災した個人(被災地以外に避難した場合を含む)
2つ目は「震災関連リンク集」の掲載です。健康相談に関する情報や、国立国会図書館の震災関連情報、国や地方公共団体などの災害対策ページといった、震災復興に役立つ各種情報のリンクがまとめられています。
東日本大震災復興支援ページの開設について長尾真館長は、「不自由な避難生活を少しでも解消するために、また、一日も早い復興に向けて、国立国会図書館の資料と情報を役立てていただければ」とコメントしています。