JR東日本や名古屋市交通局、PASMO協議会など11の鉄道会社・団体は5月18日(水)、それぞれが発行する10種の交通系ICカードについて、相互利用を可能にすることで合意しました。2013年春からサービスを開始します。
▽ 交通系ICカードの相互利用サービスを実施することに合意しました(PDF)
相互利用サービスの実施により、全国149の交通事業者(鉄道:51、バス:98)の利用と、各交通系ICカード加盟店での電子マネーの利用(「PiTaPa」を除く)が可能になります。対象のICカードと、それぞれの発行会社は以下の通りです。
- Kitaca(北海道旅客鉄道株式会社)
- PASMO(株式会社パスモ)
- Suica(東日本旅客鉄道株式会社)
- manaca(株式会社名古屋交通開発機構及び株式会社エムアイシー)
- TOICA(東海旅客鉄道株式会社)
- PiTaPa(株式会社スルッとKANSAI)
- ICOCA(西日本旅客鉄道株式会社)
- はやかけん(福岡市交通局)
- nimoca(株式会社ニモカ)
- SUGOCA(九州旅客鉄道株式会社)
サービスの開始日や詳細については、決定次第発表するとのことです。はてなブックマークのコメント欄には、「待ってました!」「福岡の3社局のは全部名前が出てたので一安心。とはいえ2年後か」「やっと、だね。関西JR線エリア在住だとPASMOエリアが使いづらかった」など、サービスの開始を待ち望む声が集まっています。