勉強や仕事はもちろん、日常生活でも欠かせない「文房具」。ノートやメモ帳などアナログのイメージが強いですが、近年はデータを電子化して記録したりPCに転送することができる、“デジタル”な文房具が多く販売されています。今日はその中から、オススメの文房具5つをピックアップしてみました。
■ デジタル文房具の先駆者「キングジム」のアイテム
はじめに、数多くのデジタル文房具を取り扱う会社「キングジム」のアイテムを3つ紹介します。
<デジタルメモ「ポメラ」>
2008年の発売以降、同社のヒットアイテムとなった「ポメラ」は、キーボードで“メモ”をとる、新しいスタイルのメモ帳です。開いてから2秒で起動する立ち上げの速さや、非常に長い駆動時間、高い変換能力で知られる「ATOK」の搭載、PC連携の手軽さ、シーン別で選べるモデルの豊富さなどが評判を呼んでいます。
キングジム デジタルメモ ポメラ DM10 プレミアムブラック
- 発売日: 2008/11/10
- メディア: オフィス用品
<電子メモパッド「ブギーボード」>
▽ ブギーボード | KINGJIM
▽ 電子メモパッド「ブギーボード」が日本上陸 10/15より販売開始 - はてなニュース
同じ“メモ”ツールでも、よりアナログに近いのがこちらの「ブギーボード」。もともとアメリカのiMPROV ELECTRONICSが発売したもので、日本ではキングジムが輸入販売しています。感圧式の液晶画面を採用しており、付属のペンや指先などでメモを書き込めます。メモした内容は、ボードの上部にある消去ボタンを押すと消え、約50,000回も書き換えることができます。
<デジタル名刺ホルダー「ピットレック」>
▽ デジタル名刺ホルダー「ピットレック」| KING JIM
「名刺の管理」が苦手なビジネスマンには、「ピットレック」をオススメします。ピットレックには、名刺を読み取るためのカメラが内蔵されており、会社名や氏名のデータを簡単に登録できます。登録したデータは、豊富な検索機能でスムーズに呼び出せます。アナログの名刺ケースだとどうしてもかさばってしまいますが、「ピットレック」は名刺ケースサイズなので、持ち運びもラクラクです。
■ ノートもペンも“デジタル化”
続いて、2011年に発売が予定されている“保存できる”デジタルノートと、ペンで有名なメーカーが作ったデジタルペンを紹介します。
<デジタルノート「NoteSlate」>
▽ Noteslate /// Noteslate SHIRO - The first pure handwriting device
▽ http://www.monogocoro.jp/2011/01/19/noteslate.html
まだ発売前にも関わらず注目されているのが、データを保存できるデジタルノート「NoteSlate」です。上記のエントリーによると、データはSDカードに保存可能で、駆動時間も180時間と長め。PDFファイルとテキストファイルが読めるほか、Wi-Fiに対応しておりメールも見ることができます。ただし、Webブラウズの機能は備えていないようです。当初は2011年6月に発売予定でしたが、どうやら延期となったようです。FacebookのNoteSlateページには「9月までには発売したい」と書き込まれています。
<デジタルペン「airpenPocket」>
▽ http://www.airpen.jp/camp/1007/index.html
▽ 筆跡をBluetoothで転送!ぺんてるのデジタルペン「airpenPocket」2/12発売 - はてなニュース
文房具メーカー「ぺんてる」からは、筆跡をBluetoothで転送できるデジタルペン「airpenPocket」が発売されています。データの転送や保存が手軽にできるほか、オンラインメモ管理サービス「Evernote」と連携するなど、多彩な機能が搭載されています。
アナログにはない、スマートなデータの管理や軽量化がデジタル文房具の魅力です。気に入ったものがあれば、ぜひチェックしてみてください。