セブン&アイ・ホールティングスとNTT東日本は7月6日(水)、セブン&アイグループ店舗内での光ブロードバンドサービスの提供などに協同で取り組んでいくと発表しました。10月ごろから、東京エリアのセブン&アイグループ店舗内に公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」を導入するとのことです。
▽ 地域コミュニティにおける「生活インフラ」の構築に向けた協業について〜セブン&アイとNTT東日本の協業による便利で安心なお客様サービス提供に向けて〜
コンビニエンスストア「セブン-イレブン」を中心としたセブン&アイグループ店舗が、無線LANスポットになります。NTT東日本の有料公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」に契約すると、セブン&アイグループ店舗内でノートパソコンやスマートフォンなどのWi-Fi対応端末からインターネットが利用できます。クーポンやデジタルコンテンツのダウンロードなど、セブン&アイグループのオリジナルサービスが利用できる「7SPOT」も新設されます。
2011年10月ごろから東京エリアで展開をスタートし、2012年2月末までに東京23区内のセブン-イレブン約1,200店舗と、イトーヨーカドー、西武・そごう、デニーズなど約100店舗への設置完了を予定しています。2013年2月までには、全国14,000店舗(東日本エリア8,700店舗)への設置を目指すとのことです。
また、震災などの非常時に備え、セブン-イレブン店舗の「情報ステーション」化も実施します。東京23区内のセブン-イレブン全店舗にNTT東日本の非常用電話機(特設公衆電話)を導入するほか、非常時には「フレッツ・スポット」を契約者以外にも無料で開放するとのことです。
さらに両社は、東日本大震災の被災者支援策の一環として、一部の地域をパイロットモデルに、仮設住宅向けの買い物支援サービスを開始します。7月から宮城県山元町の仮設住宅 (118戸)にタブレット型のAndroid端末「光iフレーム」を無償で貸与し、セブン&アイグループの「セブンネットショピング」や「イトーヨーカドーネットスーパー」、食事配達サービス「セブンミール」を提供します。