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「カメラ女子」はWebに顔写真をあげる? 東京工芸大学が“生態”調査



東京工芸大学、カメラ女子に関する調査(PDF)

調査は、デジタルカメラまたはフィルムカメラ(レンズ付きフィルムを除く)の保有者で月に1日以上写真を撮影する20歳~49歳の女性1,000人を対象に、11月16日~22日の7日間で行われました。

写真撮影時にメインで使用している機器は、「携帯電話やスマートフォンのカメラ機能」が 47.4%、「コンパクトデジタルカメラ」が 47.1%、「デジタル一眼カメラ」が 5.2%となっています。「デジタル一眼カメラ」を所有しているユーザーでも、コンパクトデジタルカメラやケータイのカメラ機能を主に使用する人が多いことが分かりました。

よく撮影する被写体や使用シーンとしては、1位が「自然の風景」で52.1%、次いで「子供」が44.7%、「料理」が43.1%となっています。使用カメラ別に見ると、「デジタル一眼カメラ」をメインで使用している女性は「花・植物」や「空・雲」、「コンパクトデジタルカメラ」をメインで使用している女性は「女子会」、「携帯電話やスマートフォンのカメラ機能」をメインで使用している女性は「料理」「メモがわり」の回答がそれぞれ多くなっています。

撮影時に実践しているテクニックに関する質問では、最多の回答は「撮影モードを使い分ける」の55.1%でした。「デジタル一眼カメラ」ユーザーは実践している撮影テクニックが幅広く、特に「絞りを調節し背景をぼかす」の割合が他と比較して際立って高くなっています。

さらに、撮影した写真をどのように利用しているかについても調査されています。人に見せたり利用する方法としては「プリントする」が最も多く、次いで「メールで送る」「デジカメ本体の液晶画面で見せる」が続きます。20代は「SNSやブログ・HPに載せる」が4割以上となりました。「ブログ・HP」「mixi」「Facebook」「Twitter」の利用者に対し、Web上で顔写真を公開しているか質問したところ、顔写真を「公開している」割合が一番高かったのはmixiで25.9%でした。公開範囲を制限せず「全体に公開している」利用者に着目すると、mixiの4.1%と比較して、Facebookは11.2%とより高い割合を示しています。

文: 山崎メイ

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