NHKのEテレは毎週月曜日、アメリカで毎年開催されているカンファレンス「TED」を題材にした語学教養番組「スーパープレゼンテーション」を放送します。著名人による“最高のプレゼン”を通じて、プレゼンテーションのコツやテクニックを英語で学びます。初回放送は4月2日(月)午後11時~午後11時25分です。
▽ http://www.nhk.or.jp/superpresentation/
▽ TED: Ideas worth spreading
TEDは、価値のあるアイデアを世に広めるために設立されたアメリカの非営利団体です。米カリフォルニア州ロングビーチで年に1度カンファレンスが開催され、さまざまな分野で活躍する著名人が登壇します。これまで、Googleの共同設立者であるセルゲイ・ブリンさんとラリー・ペイジさん、元アメリカ大統領のビル・クリントンさんなどがプレゼンテーションを行いました。
スーパープレゼンテーションでは、TEDで披露されるプレゼンテーションの“極意”を英語で学びます。4月2日放送回で取り上げるプレゼンテーションは、ハンス・ロスリングさんの「増え続ける世界人口」とマット・カッツさんの「30日間チャレンジ」です。スウェーデンの公衆衛生学者であるロスリングさんは、人口増加問題に対する新たな解決策を提示します。番組サイトでは「視覚に強く訴えるプレゼンと、そこから導かれる意外性に満ちた結論に、きっと目を開かれる思いがするはず」と紹介されています。
番組のナビゲーターは、日本人として初めてマサチューセッツ工科大学メディアラボの所長に就任した伊藤穰一さんです。英語ナビゲーターは歌手のKylee(カイリー)さんが、プレゼンテーションの解説は慶應義塾大学総合政策学部の准教授を務める井庭崇さんが担当します。
スーパープレゼンテーションの放送時間は、毎週月曜日の午後11時~午後11時25分です。再放送は毎週月曜日の午前0時45分~午前1時10分(日曜日深夜)に行われます。