毎年4月中旬から下旬ごろに出現する「4月こと座流星群」が、2012年は4月22日(日)夜に東の空で活動します。当日は月明かりの影響がなく、観測条件は良好だそうです。
▽ 2012年4月22日 4月こと座流星群が極大
▽ 2012年 流星群観測展望
▽ 4月こと座流星群 - | てんきとくらす [天気と生活情報]
最も多くの流星が出現する「極大」の時刻は4月22日午後3時ごろと予想されますが、こと座が現れるのは午後9時ごろのため、日本では22日夜から23日にかけて観測のチャンスがあります。天気情報サイト「てんきとくらす」によると、観測のピークは23日午前3時(22日深夜)ごろだそう。天文情報サイト「アストロアーツ」では「あまり期待しすぎずに、新月の暗い夜空を眺めるついでに見てみるのがおすすめ」としています。
4月こと座流星群はサッチャー彗星(C/1861 G1)を母天体とする流星群で、こと座とヘラクレス座の間を中心に発生します。例年1時間に10個ほど現れますが、突発的に多数出現することがあります。
※記事初出時、4月こと座流星群の説明部分で「母天」と記載していましたが、正しくは「母天体」でした。2012年4月20日(金)午後7時20分に当該箇所を修正しました。