たまにしか使わない衣類や小物、めったに読まない本など、クローゼットや本棚に眠っていませんか? 捨てたくはないけれど、置いているスペースがもったいないとお困りの方は、ネットで保管の依頼ができる「オンライントランク」サービスを使ってみてはいかがでしょうか。1日単位での保管や、ネット上での内容チェックが可能なサービスがあり、第2のクローゼットとしても利用できそうです。
■ 配達依頼もネットで! オンライン対応のトランクサービス
<専用ケースで管理する「webtrunk」>
▽ トランクルームなら月々180円からのウェブトランク
webtrunkでは、同サービスが用意する専用ケース(有料)を使って預かった荷物を保管します。保管内容の管理は、専用ページからテキストと画像を自由に登録してできます。配送はヤマト運輸が請け負い、前日正午までに依頼すると翌日に配達します(一部地域を除く)。対応端末はパソコン、携帯電話、スマートフォンです。月額料金は、専用ケースのSサイズ(34.5cm×29cm×41.5cm)が1ケース420円、Lサイズ(41.5cm×36cm×76cm)が1ケース630円です。
<コレクションを預けるなら「minikura」>
▽ 200円から始める。箱で預ける自分の倉庫。minikura
minikuraの利用スタイルは2種類あります。荷物をダンボール箱単位で管理する「HAKO」と、コレクションなどを1品ずつ写真で管理できる「MONO」です。専用のダンボール箱は通常キットとアパレルキットの2種類(有料)で、いずれも120cm(3辺合計)サイズ。HAKOは月額200円で、最大20kgまで荷物を預けられます。MONOは月額250円で、最大30点まで預けることが可能です。どちらも預けたものはネット上で管理できます。
以下のページでは、さまざまなシーンに合わせたminikuraの活用法が紹介されています。HAKOとMONOのどちらを利用するかで悩んだ場合の参考になりそうです。
▽ 200円から始める。箱で預ける自分の倉庫。minikura
<1日10円から! 「デイ倉庫」>
▽ http://www.day-soko.gr.jp/
デイ倉庫は、1日単位で10円から利用できるトランクサービスです。預け方は通常保管のほか、制限内であれば詰め放題の定額保管、布団や衣類の保管にぴったりな無酸素保管が用意されています。通常保管では、サイズが120cm(3辺合計)以内で20kgまでなら1個1日10円で預けられます。季節の衣服は、専用の衣類袋(有料)で1袋1日20円から保管が可能です。保管物の集荷は関東圏限定ですが、配送は全国に対応しています。利用者が自ら搬入・搬出することもできます。
■ たまにしか読まない本や書類を預けるなら
<本を保管できる「ブックオーシャン」>
▽ Book Ocean 蔵書管理サービス「ブックオーシャン」
ブックオーシャンは、本を定温低湿の倉庫に預けられるサービスです。保管物は利用者専用のWeb本棚に1点ずつ登録され、預けたタイトルをネット上で管理できます。1点ずつWeb本棚への登録を依頼する「本棚プラン」と、ダンボール箱でそのまま預ける「Boxプラン」から選べます。月額料金は、本棚プランが1箱420円、Boxプランが1箱315円。利用開始月は無料です。
<書類管理もできる東京書庫のサービス>
▽ 書籍保管・書類保管の専門倉庫は東京書庫株式会社 – 本を愛する皆さんの大切な1冊を、東京書庫がお預かりします。
東京書庫は、専用ケース(有料)に本を保管する「ブック・キープ・サービス」と、書類を預けられる「ドキュメント・キープ・サービス」を展開しています。ブック・キープ・サービスの専用ケースは、1箱につき単行本なら約50冊、文庫本なら約100冊保管できます。月額料金は1ケース210円(月契約)です。1冊ずつリストで管理できる「ブック・キープ・サービス・プラス」は、1ケース月額250円で利用できます。取り出し依頼は1冊から可能です。ドキュメント・キープ・サービスは、1ケース月額230円(月契約)で書類を預けられます。必要がなくなった場合は、廃棄依頼も可能です。
Title Photo by Joe Shlabotnik