Googleは2月20日(水)、Google マップのストリートビューに新たに追加した国内の地域や施設を発表しました。高知と徳島が対象エリアに加わったことで、四国全県をストリートビューで閲覧できるようになりました。施設は、寺社仏閣や大学、城など、172ヶ所を追加。徳島の「阿波おどり」も、踊り子になった気分で堪能できます。
▽ Google Japan Blog: ストリートビューをご覧いただける地域が増えました
今回のアップデートで新たに加わった地域は、高知市や四万十市を含めた高知県の11市17町4村、徳島市や鳴門市をはじめとする徳島県の8市14町1村です。以前から対象エリアだった群馬、長野、山梨、静岡、福井、岐阜、愛媛では、閲覧できる地域が拡大しています。
ストリートビューのスペシャルコレクションには、松山城、了仙寺、養老公園など、多数のスポットが加わりました。「元祖カピバラの露天風呂」で知られる静岡の伊豆シャボテン公園では、露天風呂につかっているカピバラの様子も見られます。来場者の中には、ストリートビューの撮影に気づいたのか、こちらにカメラを向ける人の姿も。
▽ ストリートビューの概要と Google マップへの投稿方法について
さらに、徳島の夏祭り「阿波おどり」も追加。踊り子の一員になった気分で、にぎやかな祭りの雰囲気をパノラマ画像と共に楽しめます。
YouTubeでは、阿波おどりの撮影の様子を捉えた動画が公開されました。撮影用の機材を乗せた「トライク(三輪車)」も見ることができます。
▽ 阿波踊りをストリートビューする。 - YouTube
今回のアップデートでは、カメラ位置を下げた再撮影がおおむね完了したとのこと。Googleは今後も「日本をはじめ世界中の素晴らしい場所をストリートビューでご紹介したい」としています。