コンピュータ将棋のプログラム同士で対戦し、最も強い“棋士”を決める「第23回 世界コンピュータ将棋選手権」が、東京・早稲田大学で5月3日(金・祝)から5月5日(日・祝)まで開催されます。プロ棋士と対決する「第2回将棋電王戦」で勝利した、「GPS将棋」や「ponanza」も参加。最終日の決勝戦は、誰でも会場内で観戦できます。
▽ http://www.computer-shogi.org/wcsc23/
コンピュータ将棋協会が主催する同大会では、5月3日に1次予選、5月4日に2次予選、5月5日に決勝戦が行われます。前回大会の順位などを参考に、上位16プログラムはシードとして2次予選から、それ以外の参加プログラムは1次予選から参加します。1次予選ではシードを除いた全プログラムが7局ずつ対戦し、上位8プログラムが2次予選に進出。24プログラムで2次予選を戦い、その中の上位8プログラムが決勝戦へ駒を進めます。決勝は各7局の対戦です。
同大会には、プロ棋士との熱い戦いが話題を呼んだ「第2回将棋電王戦」の参加プログラムも勢ぞろい。広報副担当者は見どころとして、前回大会1位の「GPS将棋」が挑む連覇や、「ツツカナ」「ponanza」「習甦」の優勝争いなどを挙げています。
決勝戦は誰でも観戦できます。場所は早稲田大学の国際会議場1階、開始時間は午前9時30分。入場料は無料で、事前申し込みも不要です。決勝戦に合わせ、プロ棋士の永瀬拓矢五段と勝又清和六段による解説会が行われます。ネットで観戦できるUstream配信などの案内は、上記の大会ページをどうぞ。
▽ USTREAM: 第23回世界コンピュータ将棋選手権: 第23回世界コンピュータ将棋選手権の解説会の様子を放送します。