雑貨店「タイガーコペンハーゲン」を運営するデンマークのZebra A/Sは、日本での「タイガー」ブランド展開に関する契約をサザビーリーグと締結しました。同店を日本で運営するゼブラ ジャパンは、サザビーリーグとZebra A/Sによる合弁企業として事業を開始。2013年度内にタイガーコペンハーゲンの東京第1号店をオープンし、将来的には全国で50店舗を展開するとしています。
▽ Flying Tiger Copenhagen | 日本
▽ 北欧雑貨ブランド「Tiger」の日本展開に関するZebra A/S との契約締結のお知らせ
サザビーリーグは7月1日に契約締結を発表。理由について、サザビーリーグは「タイガー」ブランド展開によるグループ事業のポートフォリオ拡充、Zebra A/Sはサザビーリーグが持つ店舗展開等のノウハウ獲得を挙げ、両社に大きな相乗効果を生み出せると考えて契約に至ったと発表しています。
両社の共同出資によって新体制となったゼブラ ジャパンは今後、全国主要都市の路面店や商業施設、駅ビルを中心に、タイガーコペンハーゲンの出店を進めるとしています。さらに物流インフラも整備し、取り扱い品目を増やすことで、ヨーロッパの店舗と変わらない規模で商品を提供していくとのことです。
タイガーコペンハーゲンは、2012年7月に大阪・心斎橋で日本第1号店をオープンしました。北欧デザインの雑貨を手ごろな値段で購入できるとして、オープン当初から来店客が殺到。混雑を解消するために入場整理券を配布していたほか、一時は営業を休止しました。