7月に入り、京都では祇園祭がスタートしました。最も盛り上がる宵山や山鉾巡行などに合わせて、旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。今日は、夏に食べたい京都の和菓子を紹介します。お土産にもピッタリです。
■ 亀廣永の「したたり」
▽ 祇園祭でお馴染みのお菓子 -亀廣永(かめひろなが)の「したたり」-|京の味|京のこだわり逸品|ほっこり京都生活|わかさ生活
亀廣永の「したたり」は、きれいな琥珀色の寒天菓子です。寒天、黒砂糖、和三盆、京都の地下水などを使用しており、口に入れた瞬間に崩れる不思議な食感と、素朴な甘さが特徴です。もともとは祇園祭の時期だけの商品でしたが、現在は通年販売されています。
■ 中村軒の「鉾ちまき」
▽ http://www.nakamuraken.co.jp/index.html
桂離宮にほど近い和菓子屋・中村軒では毎年、祇園祭に合わせて「鉾ちまき」を販売。透き通った葛(くず)の中に、自家製のぬれ納豆が数粒入っています。食べる前に、少しだけ冷やすのがおすすめとのことです。
■ 和久傳の「西湖」
▽ http://www.wakuden.jp/omotase/600001/
「西湖」は、京都の人気料亭・和久傳が作るれんこん菓子です。蓮の根から採れるでんぷんと和三盆が使われており、ほんのりとした甘さが楽しめます。通年販売の商品ですが、笹の葉に包まれており、冷やして食べると涼を感じる和菓子です。
■ とらやの「若葉蔭」
▽ 404 Not found | 「とらや」「TORAYA CAFE」
水の中で泳ぐ金魚を表現した「若葉蔭」は、とらやの琥珀菓子。1918年から販売されている、歴史ある一品です。7月8日(月)から7月31日(水)までの期間限定商品です。
■ 鍵善良房の「甘露竹」
▽ 甘露竹 | 鍵善良房
▽ 青竹に入った水羊羹『甘露竹』 | 鍵善良房
初夏から楽しめる鍵善良房の「甘露竹」は、青竹の筒に入った水ようかんです。筒の口は、笹の葉でくるまれています。滑らかな触感とつるんとした喉越し、コクのある甘みが特徴。しっかり冷やすと、より一層おいしくなります。
■ 老松の「夏柑糖」
老松の「夏柑糖」は、夏みかんの中身をくりぬき、果汁と寒天を合わせたものを皮の中に注いで固めた和菓子です。甘酸っぱい夏みかんの風味と、寒天のプルプルとした食感が楽しめます。毎年4月1日に販売を開始。その年の夏みかんの収穫量により、終了期間が変動します。