作品集「やなせたかし大全」11月発売　全400ページ、特典に“大人向けアンパンマン”も

「アンパンマン」の生みの親で、10月13日に亡くなった絵本作家・やなせたかしさんの“すべて”を詰め込んだ書籍『やなせたかし大全』が、11月に発売されます。編集者や詩人としても活躍した60年の作家活動を、全400ページのオールカラーで紹介。特典には、アクリルフレーム入りの描き下ろしイラストや、単行本として出版された“大人向けのアンパンマン”を完全復刻した「怪傑アンパンマン」が付属します。価格は28,000円（税別）です。

▽ 「やなせたかし大全」好評発売中！ - お知らせ｜フレーベル館

▽ http://www.anpanmanshop.co.jp/merchen02_htm/taizen.htm

フレーベル館から発売される『やなせたかし大全』は、やなせさんの作家活動60周年、絵本「あんぱんまん」の発売40周年、テレビアニメ「それいけ！アンパンマン」の放送25周年を記念した作品集です。絵本作家としてだけでなく、マンガ家や編集者などさまざまな分野での活動内容すべてを、以下の7章に分けて紹介します。

STAGE1：漫画家やなせたかし

STAGE2：絵本作家やなせたかし

STAGE3：アンパンマンの生みの親やなせたかし

STAGE4：イラストレーターやなせたかし

STAGE5：詩人やなせたかし

STAGE6：編集者やなせたかし

STAGE7：エンターテイナーやなせたかし

「アンパンマンの生みの親やなせたかし」には、絵本「あんぱんまん」の全ページを掲載。数の多さでギネス世界記録に認定された、登場キャラクターの一覧も見られます。「編集者やなせたかし」では、自身で取材やレイアウト、編集を手掛けた雑誌『詩とメルヘン』などの取り組みをピックアップ。「エンターテイナーやなせたかし」では、84歳でのCDデビューや、作曲家のミッシェル・カマとして活躍した“舞台人”としての活動に迫ります。

特典の1つである「熱血メルヘン怪傑アンパンマン」は、『詩とメルヘン』での連載後、1977年にサンリオから出版された“幻の大人向けアンパンマン”とのこと。実際に読んだことがあるブロガーによると、内容は「かなりダークな雰囲気」だそうです。
▽ アンパンマンができるまでその3 - 愚仮面