メディアプレイヤー「Winamp」を開発するNullsoftは、12月20日(米現地時間)をもってサービスの提供を終了すると発表しました。同日以降は公開を停止するため、それまでに最新版をダウンロードしておくよう呼び掛けています。15年以上にわたって親しまれてきたソフトの終了宣言に、ユーザーから「これがなきゃ生きていけないのに...」「学生時代の思い出がまた一つ消えるのね」などの惜しむ声が寄せられています。
▽ http://www.winamp.com/media-player/japanese
Winampは、音声・動画ファイルを再生できるマルチメディアプレイヤーとして、Windows版を中心に開発されました。ID3タグを編集してMP3ファイルの曲名などを変更できるほか、好みのインターフェースにカスタマイズできるスキンやプラグインに対応しているのが特徴です。最新バージョンの5.66では、Android版Winampとのワイヤレスデスクトップ同期などの機能が実装されました。
開発および配布の終了については、開発チームがWinampのダウンロードページで発表。あわせて「15年以上にわたり、Winampのコミュニティをサポートしてくれてありがとう」と、ユーザーへのメッセージを英語で残しています。
はてなブックマークのコメント欄には「なんと。一時期これでネットラジオ聴きまくってたわ」「10年ばかりお世話になってました。慣れないながらにスキン作ったりもしたなぁ…」「ねとらじ聞くときによく使ってます」「タスクバーのカミナリマーク懐かしいなぁ」と、終了を惜しむ声などが多数集まっています。
▽ さよならWinamp、16年の歴史に幕。来月でダウンロード終了&サイト閉鎖 - Engadget 日本版