ファミリーマートとイーネットは、分かりやすい操作性を追求した新型イーネットATMを、一部を除いた全国のファミリーマート店舗に12月から順次導入します。高齢者や目の不自由な人でも安心して取り引きができるガイドホンを搭載したほか、防犯対策を徹底。取り引きにかかる所要時間の短縮や、ATM本体のスリム化も実現しています。
▽ ファミリーマートのATMが一新！！高齢者などに配慮した機能を搭載した新型イーネットATMの導入を開始 ～よりわかりやすく！より安心に！より便利に！～
（PDF）従来型のATMでは「取引開始」ボタンを押してからカードを挿入する流れでしたが、新型ではカードを先に挿入して取り引きを進めます。カード、明細票、紙幣と別々になっていた取り出し口は、カードと明細票が同じ場所から排出されるようにまとめられました。出金取引における取引時間は、従来型と比べて27％の短縮を実現。画面デザインも一新されました。
これまで15インチだった操作画面は、12.1インチに変更。このサイズは、後方からののぞき見を防止するほか、人間工学の観点から身長の違いによる視野角範囲や視差に配慮を加えた設計だとしています。キャビネットの設置面積は、従来型に比べて約35％削減したとのこと。740mmあった幅は596mmとスリムになっています。
