気象庁は2月25日、2014年6月~8月における日本列島の暖候期予報を発表しました。気温について、北日本は平年並か低い見込み。西日本や沖縄・奄美地方は平年並か高く、東日本はほぼ平年並との見通しです。
▽ 夏の天候の見通し 6~8月(PDF)
暖候期予報によると、今夏の北日本は平年より涼しく、西日本は平年より暑くなる見込みです。降水量は、北日本では平年並か多め、西日本では平年並か少なめ、東日本や沖縄・奄美地方ではほぼ平年並とのこと。梅雨の時期の降水量は、全国的にほぼ平年並としています。
今夏の予報では、東部太平洋赤道域の海面水温が平年より高くなる見通しであることから、異常気象の原因となる「エルニーニョ現象」が発生する可能性も考慮しているとのこと。フィリピン付近では積乱雲の発生がやや活発となり、西日本や沖縄・奄美地方に太平洋高気圧が張り出す見込みだとしています。