優れたSF作品を国内外から選ぶ第45回「星雲賞」の投票が、4月27日(日)にスタートしました。2014年の参考候補作は全60作。「ダイオウイカ」「艦隊これくしょん~艦これ~」なども候補に上がっています。
▽ 2014年 第45回星雲賞
星雲賞は、前年度に発表されたSFおよび周辺ジャンルの作品の中から、優れた作品を選出する日本の文学賞です。投票するのは、コンベンション「日本SF大会」の参加者。日本長編部門や海外長編部門、メディア部門、コミック部門など全9部門ごとに最優秀作品を選びます。
日本長編部門には「Gene Mapper -full build-」(藤井太洋さん)や「クリュセの魚」(東浩紀さん)、海外長編部門には「白熱光」(グレッグ・イーガンさん)などが候補に上がっています。
毎年、注目を集めるメディア部門の参考候補作には、テレビアニメの「翠星のガルガンティア」「ガールズ&パンツァー」や、映画の「パシフィック・リム」「ゼロ・グラビティ」といった作品が選ばれています。ほか深海ブームの火付け役となったNHKスペシャルの「ダイオウイカ」特集、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」などが自由部門で推薦されています。
第45回星雲賞の投票期間は6月15日(日)まで。発表予定日は7月19日(土)です。投票には第53回日本SF大会への登録が必要です。