気象庁は6月25日(水)、7月から9月にかけた天気の3ヶ月予報を発表しました。7~8月の沖縄・奄美と8月の西日本は、太平洋高気圧の影響で、気温が平年並みか平年より高い見込みに。日本気象協会は、北日本の冷夏傾向がなくなったほか、沖縄や西日本では梅雨明け早々猛暑になる可能性があるとしています。
▽ 向こう3か月の天候の見通し 7月~9月(PDF)
▽ http://www.tenki.jp/forecaster/diary/motoasa/2014/06/25/12751.html
気象庁によると、7月の北日本は平年に比べて曇りや雨の日が多いそうです。8月の天気は数日の周期で変わり、平年に比べて曇りや雨の日が多いとのこと。9月も天気は数日の周期で変わるとしています。気温はほぼ平均並みとの予想です。
東日本は、7月は日本海側で平年に比べて曇りや雨の日が多いとのこと。太平洋側では、7月の前半は曇りや雨の日が多く、後半は太平洋高気圧に覆われて晴れの日が多くなるなど、いずれも平年並みの予想です。8月は平年と同じく晴れの日が多く、9月の天気は数日の周期で変わるとしています。気温はほぼ平年並みの見込みです。
西日本では、7月前半は前線の影響で曇りや雨の日が多いものの、7月後半から8月にかけては晴れの日が多い見込み。9月は日本海側は数日の周期で天気が変わる予想ですが、太平洋側では晴れの日が多いそうです。沖縄・奄美は、7月から9月まで晴れの日が多い予想です。気温は西日本で7月はほぼ平年並み、8月は平年並みか高く、9月は平年並みか低いとの見通しです。沖縄・奄美は7月と8月で平年並みか高く、9月で平年並みか低いと予想されています。
日本気象協会によると、西日本と沖縄は梅雨明けの頃に平年より高い気温が予想され、猛暑になる可能性があるとのこと。北日本は天気がすっきりせず、曇りや雨の日が多くなることから、夏らしい空は少ないかもしれないと予想しています。