7月1日(火)に山梨県側で山開きを迎えた富士山で、「富士山保全協力金制度」が始まります。基本金額は1人1,000円。実施は9月14日(日)までで、五合目から山頂を目指す登山者全員を対象に任意で徴収します。協力者には、葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景」を描いた缶バッジがプレゼントされます。
▽ http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/kyouryokukin0226-2.html
富士山保全協力金は、富士山の環境保全や登山者の安全対策を図る事業に役立てられます。基本金額は1,000円で、子どもや障害のある人に向けては「協力いただける範囲の金額」と表記されています。
指定されている支払い場所は、吉田口五合目山小屋など3ヶ所。ネットやコンビニでの事前支払いにも対応しています。ツアーの場合は、主催者が参加者の協力金を取りまとめて支払うと、各参加者への領収書を渡すとのこと。協力証としてプレゼントされる缶バッジには、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」の甲州石班澤(こうしゅうかじかざわ)が描かれています。直径54mmで、安全ピン付きです。
この協力金制度は、7月10日(木)に山開きを迎える静岡県側でも実施されます。