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テクノロジーの力で「聞こえる選挙」に 視覚障がい者に対応した都議選特設サイト、ヤフーが公開

ヤフーが、都議選特設サイト「聞こえる選挙」を公開。画面上の内容を読み上げるスクリーンリーダーに対応しており、視覚に障がいを持っている人でも選挙公報の情報を把握できます。


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聞こえる選挙|Yahoo! JAPAN 第25回 参議院議員通常選挙特設サイト

視覚に障がいを持つ人たちは普段、サイトの内容をスクリーンリーダーで音声に変換するなどして、ネットからさまざまな情報を得ています。

しかし、立候補者の政見などを記載した「選挙公報」のPDFファイルは読み上げ機能に対応していないとのこと。ヤフーはこうした「見えない格差」に問題提起を行うとして、文字情報になっていない選挙公報の内容をまとめた特設サイトを公開。スクリーンリーダーに対応しているだけでなく、読み上げた音声を聞く際に内容を分かりやすく把握できるよう制作したとのことです。

サイトでは、大きく4つのコンテンツを用意。「マニフェストを比べる」では、「子育て・教育」「築地市場の豊洲移転」「防災・減災・インフラ整備」などに関する各政党の方針を知ることができます。「政策アンケートの結果」では、「待機児童の解消のために、給与をアップさせることで、保育士の数を増やすことに賛成ですか。反対ですか」「視覚障がい者の方々のより積極的な政治参加を促すために、どのようなことができるとお考えですか?」といった質問に対する各政党の姿勢が読み取れます。

ヤフーは「テクノロジーで貢献できることを。1歩ずつ、確実に」とのメッセージを公開しています。東京都議会議員選挙は6月23日(金)に告示。投票日は7月2日(日)で、即日開票されます。

http://www.h29togisen.metro.tokyo.jp/election/outline.html


文:あおきめぐみ

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