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「MoMA ニューヨーク近代美術館 映画コレクション」10/24から 貴重な映画コレクションを“ニュープリント”で鑑賞



上映会情報MoMA ニューヨーク近代美術館 映画コレクション
映画草創期の1905年に撮影された「ニューヨークの地下鉄」や、映画の父とも呼ばれるD・W・グリフィス監督の作品、ウォルト・ディズニー自身が制作したアニメーション作品、1950年代ハリウッドの黄金時代の作品群、マーティン・スコセッシ監督の貴重なドキュメンタリー映画「イタリアン・アメリカン」などが上映されます。

さらに劣化した無声映画フィルムをコラージュした、ビル・モリソン監督による実験的な映像作品「ディケイシャ」も特別上映されます。この作品はフィルムでなく「デジタルシネマパッケージ(DCP)」での上映です。10月26日(日)には、ニューヨーク近代美術館映画部フィルム・コレクションズ・マネージャーであるケイティ・トレイナーさんによる講演会が開催されます。

マーティン・スコセッシ監督のドキュメンタリー映画「イタリアン・アメリカン」

マーティン・スコセッシ監督のドキュメンタリー映画「イタリアン・アメリカン」

会場は東京国立近代美術館フィルムセンターの大ホールです。開催期間は10月24日(金)から11月9日(日)まで。スケジュールの詳細は「上映スケジュール」で確認できます。主催は、東京国立近代美術館フィルムセンター、一般社団法人コミュニティシネマセンター、東京国際映画祭、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)、株式会社日本国際映画著作権協会です。

このコレクションは一部の作品に限り、11月に神戸アートビレッジセンター、12月に広島市映像文化ライブラリーと山口情報芸術センター、2015年3月には金沢21世紀美術館と高知県立美術館などで巡回上映を行います。

『ディケイシャ』Photo Courtesy of Icarus Films

文: 文月聡

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